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June 22, 2009

ある日曜日(3)

さて、映画である。
「フィッシュストリー」は、時代の異なった複数の物語がバラバラに進行し、それが最後につながるという、「風が吹けば桶屋が儲かる」というような話である。(ちょっと違うか)

劇中バンド、世に出るのが早すぎたパンクバンド“逆鱗”のタイトル曲がいい。
ボーカルの青年の声がいい。演奏が下手なところがいい。なんといっても斉藤和義さんの曲がいい。
意外なことに伊藤淳史のリーダー(ベース)役が様になっている。気弱な役ばかりではないのね。

ハイジャック犯をやっつける“正義の味方”がシージャックに変わっていたが、飛行機じゃ狭すぎて派手なアクションを見せられないからだろう。森山未來は、目元がいいナー。

「アヒルと鴨のコインロッカー」を観終えた後のなんともやりきれないような、切ないような気持ちにはならなかったが、多少すかっとしたのでよしとしよう。損した気分にはさせないレベルの作品である。
「逆鱗のメンバーはずいぶん楽器と歌を練習したのだろうナー。わたしもが頑張らなくちゃ・・・」というのが主な感想である。

帰りがけ家に電話したところ「夜はカレー」なんて言うので、「カレーなんか食えるか!」とアーケードで叫び、デパ地下で中華総菜セットを買う。
充実した休日であった。

June 17, 2009

ある日曜日(2)

食事場所を探してアーケード街と路地をさまよう。

トンカツ屋、ラーメン屋、うどん屋、ハンバーガー屋、おしゃれなカフェ・・・。だが、この日の私にしっくり来る店はない。
くたくたの体に、油ぎとぎとはつらいのだ。
昔あった蕎麦屋を探したが見つからない。
結局、20分かけて映画館近くの、のぼりの立ったカレー屋に入った。
チェーン店ではないようだが、ふつうのカレーを出す専門店らしい。
入り口近くの2人掛けの席に座る。年配のウェートレスが注文を聞きに来た。たぶんオーナーの奥さんであろう。
いろんなトッピングが選べるが、初めてということを考慮し、オーソドックスなカツカレーを選択。
ふつうのカレーはふつうにおいしかった。(もちろんおうちのものよりおいしい)カレーを食いながら“ゴルゴ13”でなく“クロサギ”を読む。

レジのそばに当店のレシートで映画100円引きと書いてあるのが(他の割引を受けているので無理だと思うのだが)なんだか損した気分にさせる。もうチケットは買ってしまっている。(つづく)

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June 15, 2009

ある日曜日(1)

伊坂幸太郎原作の映画「フィッシュストリー」を観に行かなくてはならなかった。
熊本での上映館は熊本市の繁華街にある1館だけ。行くのが面倒なのだが・・・。

まず、運転免許の更新に行くことにした。日曜だから混んでいるだろうが、平日は忙しい。
午後9時過ぎに到着し、11時前には新しい免許証を手にすることができた。
しかし、そういえば私、本籍地を住所と同じところに設定し直したような気がする。とすると今回変更手続をするべきだったのではなかったか?
「こんなことにも気づかずに、来てしまったのか」と少し落ち込む。
加えて、免許書受領書に押すための印鑑も忘れて来ていた。まったく何やっているのだろう。

さて、映画は15時から。何をやろうと考えた。昼食には早いし、3時間以上時間を潰す方法が浮かばない。いつものフィットネスに向かう。(当然準備はしてきていた)
ランニング30分、ウエイトトレーニング30分に欲張って15分自転車をこいでしまった。
もうへとへと。
余談だが、家人には「(太っていないのに、トレーニングして)いったい何を目指しているの?」と訝しげな目を向けられていることを付け加えておこう。

午後2時、繁華街近くの地下駐車場に到着。ここに駐めると映画が500円割引になる。
さてお昼は何を食べよう。ハンバーガー、蕎麦、ラーメン・・・。(続く)

June 06, 2009

スナックにて

職場の先輩の還暦祝いの二次会でとあるスナックに行った。
平日だったのですいていたが、スーツ姿の3人の先客がいた。
ほどなく、一番若いように見える男が歌い出した。私と同年代かちょっと上である。
曲は、なかにし礼作詞のハイファイセットの曲「フィーリング」である。
歌はうまくなく、私と同レベルであった。でも私は歌わない曲である。たぶん私が、中学生くらいの頃の曲だ。
歌い終わったおじさんは、先輩らしいおじさんに、赤い鳥ががどうのこうのといううんちくを聞かされていた。

次に(あちらの)おじさんたち(うんちくを語ったおじさんと聞かされたおじさん)が歌った曲は、ユーミンの「14番目の月」だった。ユーミンがライブで終わりの盛り上がりの時に歌う曲である。
この曲の歌詞の意味は深いが、飲み屋でおじさんが歌う曲ではないような気がする。
盛り上がる曲を選ぶのであれば「DESTINY」か「カンナ8号線」だろう。しっとりとした曲ならば、「ダンデライオン」や「青いエアメイル」もいい。
どうしても荒井由実時代に思い入れがあるのであれば、「あの日に帰りたい」が適当なのではないのだろうか。

こちらのおじさんと言えば、昨年練習した境正章の「忘れもの」を歌うのを忘れているのである。
さて、今年は何を歌おうか。

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