カラオケ店にて
同窓会の二次会。カラオケ店にいた。
“マドンナ”が行かなかったら、私も行かなかったであろう。
まだ日暮れ前。時間はたっぷりある。
ここでも私は、近づくことができない。“マドンナ”は遠くから眺めているだけでいいのだ。でも、みんなは結構親しげに下ネタなどを披露している。(私には真似できないが)
気軽に話せるおばさんの前に座った。一人はお嬢様タイプでもう一人はちょっと(かなり)ケバい。40代後半になろうという年なのにワンレン、ミニスカなのである。トイレに行っている時、ぐうぜん耳にしたのだが、今日も(いつも)Tバックだそうである。
私たちの後に店に入ってきた若い3人組。男一人に女二人である。
男は、なんかモテモテ風で、妙に歌がうまい。女性歌手の曲を高いキーでうまく歌って、連れの女の子たちの大喝采を浴びている。
器量の狭いおじさんは「ちょっと歌がうまいからといっていい気になるなよな!」とやっかむ。モテモテ野郎が大嫌いな私は、ここで、ケバい方のおばさんに言う。「(若者に)対抗して、マニアックな曲を歌って。“SWALLOW TAIL BUTTERFLY~あいのうた~YEN TOWN BAND”なんてどうだろう」と。
即座にお嬢様に叱られた。「なんで対抗なんかしなければいけないの?そんなのっておかしい!」。おじさんは、沈黙するしかなかった。
しばらくして、お兄ちゃんの連れの女性が歌い始めた。キョン2の「あなたに逢えてよかった」である。
ここで私は、お嬢様がTバックにつぶやいた声を見逃さなかった。「この曲って難しいよね」と。
私は、「それって“ヘタ”って言ってるの?」と言いたかった。だが、(言葉は)飲み込むしかなかった。これ以上もめても何のメリットもないし、“お嬢様”に興味もない。
だが、私は言いたかった。歌がうまい者に対抗して歌おうとするのとヘタを貶すのとどちらが正しいのかと。私は単におじさんおばさんのパワーを若者に見せたかっただけなのに・・・。
今日の教訓:来るべき“その日”のためにおじさんパワー炸裂の曲を練習しておかねばならない。
一言:キヨシローさんを追悼するために「トランジスタ・ラジオ」を歌っていた連れのおじさん方。“Woo”は、「うぉー」じゃなく、「ゥウ〜ン」と発音するんですよ。そんなんじゃファンと言えませんぜ。
※お嬢様と私、どちらの考えが正しいか?これを読んだあなたに判定してもらいたい。乞うコメント!



Comments